バイナリーオプションの思考

私はプロフィール欄にあるように、規制前のバイナリーオプションでたんまり稼がせていただきました。

どうして大金(初期からMAX5万円を投資していました)を市販ツールに委ねることができたのか?

なぜ、1,000万円近いドローダウンに耐えうることができたのか?

私がどのような思考でバイナリーオプションを捉えているかをお話しします。

 

まず初めに投資とはかけ離れた話になってしまいますが、私は20代の頃パチンコ・パチスロで稼いでおりました。

会社員ですから夕方からパチンコ屋に行って、土曜日曜は遊びたいので休みつつ(笑)、それでも給料にはほぼ手を付けずに生活できた時代が7~8年あったのです。

“パチプロ”という人種が沢山実在しているように、パチンコ・パチスロは長いスパンで勝てるギャンブルなのです。

 

いきなりですが、パチンコ・パチスロはどうして勝てるのかを簡単に説明させていただきます。

パチンコ・パチスロの抽選方法は、完全確率と言って内部であらかじめ決まっております。 1/200の機種ならどの店に行っても1/200ですし、1/400の機種なら1/400です。

つまり、短いスパンですと連チャンしたりハマったりと一喜一憂していますが、長いスパンだとその機種の大当たり確率どおりに落ち着くものなのです。(これを“大数の法則”と呼びます。)

例えば、大当たり確率1/200のノーマルパチンコ機なら、大当たりで獲得できる玉で200回以上回せる(=抽選回数を得られる)台を選べばいいですし、パチスロなら機械割100%以上の設定を見つけて打てばいいだけです。(等価交換の場合ね)

期待値がプラスの行動だけをすることによって、長いスパンで見ると収支はプラスになってきます。

基本的な考え方はこれだけなのですが、これに“確率変動”やら“AR”やらの機種毎の付加価値や、“2.5円交換店”やら“無制限”やらの店毎のルールが加わり、計算が複雑になっているだけなのです。

ちなみに私がパチンコ・パチスロから離れて10年以上経過していますが、パチンコ・パチスロの抽選方法が完全確率である以上、今でもプラス収支を出す自信はあります!(やんないけど)

 

結局なにが言いたかったかというと、私の人生においてパチンコ・パチスロを経由したことで、「大数の法則」を身体で覚えることができたということです。

 

さて、続いて株式投資のシステムトレードのお話も欠かすことはできません。

私が株式投資の世界に飛び込んでしばらくして覚えたのがシステムトレードです。

これはパチンコで培った「期待値がプラスの行動だけをする」ことと、「過去にプラスになったトレードルールだけをする」システムトレードが非常に被って見えたからです。

もちろん、株式投資は完全確率ではないですし、将来まで同じ傾向が続く保証はないですが、私は今でもこの考えはあながち間違っていないと思っています。

 

そこで、システムトレードソフトを購入して様々なトレードルールをシミュレーションしてみた結果、色々なことが分かってきました。

・順張りは勝率が低いが損小利大
・逆張りは勝率が高いが損大利小
・トレードオフの関係

などです。

 

パチンコで得た「大数の法則」に、株式投資のシステムトレードで得た「逆張りは勝率が高い」。

つまり、勝率50%超の逆張り手法でトレードし続ける事により、多少ドローダウンがあったとしても勝率は50%超に収束する!

これはもうピーンときてしまいましたね^^;

 

もちろん、自分で逆張り手法を考えてもよかったんですが、バックテストが面倒くさい(エクセルくらいしか知識なし)し、ぶっちゃけ逆張りだったらそれほど大差無しだと思っていましたので、市販のソフト購入に至りました。

逆張りだったらそれほど大差無し…というのはMA乖離率だろうがボリンジャーバンドを使った逆張りだろうが、オシレーター系のテクニカル指標は何を使っても大差無しと株式投資システムトレード時代に学習していたためです。

もちろん、テクニカル指標をきつめにすれば勝率はより高くなるがトレードチャンスが減って、逆にテクニカル指標を緩めれば勝率は低くなるがトレードチャンスは増えることもトレードオフの関係で学習しております。

 

また、バイナリーオプションはシステムトレードに非常に適した投資ジャンルだと思っています。

例えば、株式投資でもFXでもNK225でもそうですが、

・いつエントリーするか?
・どっちの方向を購入するか?(買いor売り)
・利益確定はいつするか?
・損切りはいつするか?

と、大きく4つの選択肢がありますので、それだけ確率の収束まで試行(分母)を必要とすると思うんですが、

 

バイナリーオプションだと、

・いつエントリーするか?
・どっちの方向を購入するか?(買いor売り)

の2つしか選択肢が無いのでバラつきにくく、さらに5分・10分バイナリーなど1日のトレード回数も非常に多いので、短い期間で試行(分母)が増え、確率の収束まで時間を要しないと思うからです。

 

以上、私がバイナリーオプションっつーか、システムトレードをやりながら思っていることを長々と書き殴ってみました。

もちろん、これはパチンコ~システムトレードを経過して、自分なりに勝手に思っていることなので異論があることは認めます。

ですので、異論があっても問い合わせから反論してこないようお願いします^^;

 

2014年2月25日 バイナリーオプションの思考 はコメントを受け付けていません お知らせ